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◆ 税理士試験 ◆

１１月３０日、税理士試験の合格発表でした。

今年の試験で５科目（過去も含めて）合格した者の名前が官報で発表されます。私が合格した数十年前は、官報は紙しかありませんでした。８月の試験が終わってからアルバイトしていた会社の上司が外出のついでに官報販売所で買って来てくださいました。自分の名前を見てすごく感動しました。

最近は、インターネットで官報が見られるようになっていますので、買い行かなくてもパソコンでも官報を見られます。発表日は、知っている名前がないか探すのが恒例になっています。数年前、弊法人の職員の名前を見つけた時は、とても嬉しかったです。税理士試験は、１１科目のうち５科目合格すればいいのですし（簿記論と財務諸表論は必須、法人税法または所得税法はどちらか必須）、科目合格に有効期限はありませんので、１年１科目ずつ、数年かけても、数十年かけても構いません。ただし、税法は毎年改正がありますので、それに則った勉強が必要です。税理士試験の受験資格は、学識、職歴、日商簿記１級合格などですが、簿記論、財務諸表論につきましては、令和５年から誰でも受験できるようになりましたので、税理士に興味のある方は、受験してみてはいかがでしょうか？

ちなみに令和５年の簿記論の合格率は１７．４％、財務諸表論は、２８．１％でした。

社員税理士 庄司 真弓